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姥捨て山

ふきだまりのまち

読書まとめ

冊数は少ないけど読んだやつ、読んでる途中のやつ。

 

瓶詰の地獄 (角川文庫)

瓶詰の地獄 (角川文庫)

 

 夢野久作の短編集。

この人の作品は一度読んだあとにたくさんの方角から切り込んで見ると全部違ったように見えてくるし、最初に自分が感じた物事が嘘だったんじゃないかって思えてくるから気味が悪い。

「死後の恋」「一足お先に」がお気に入りだけど、どれに対しても感じるのは、家の鍵を絞めて出てきたはずなのに「本当に鍵かけた?」って言われ続けると不安になってくるあの感覚が蘇って背中がむずむずするってこと。

海と毒薬 (新潮文庫)

海と毒薬 (新潮文庫)

 

 九州大学生生体解剖事件をモチーフにした作品。

人間の罪悪感はどこから来るのかという話。宗教を信仰している人のいう「神様からの罰が怖くないのか」と、「人からどう見られるかだけを怖がっている」という罪悪感に対する見方が対照的。

 

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

 

 「瓶詰地獄」を読んでワンクッション置いてから読もうと思ってたこの本。

読んでるけど開始100ページあたりでもう何がなんだかさっぱりだぜ…って思えてくるから不思議。脳髄をミックスジュースにされる感覚を味わいながら読んでいる。

「精神に異常をきたす」って言われてるけどなんとなくわかるなあと思う。

だって自分が今見ているものが果たして本当に正しいのか、さっき読んだ場所なのに間違ってるんじゃないかとか、自分の解釈誤りか等不安になる要素しかない。

 

山椒大夫・高瀬舟 (新潮文庫)

山椒大夫・高瀬舟 (新潮文庫)

 

 ドグラ・マグラ読んだら次はこれを読む。